札幌市円山動物園(まるやまどうぶつえん)は、札幌市中央区の円山公園にある動物園です。
この円山動物園は、もともとは上野動物園の移動動物園として円山公園内に来たことが好評となり、動物園ができました。
開園は1950年と古く、北海道の中心の動物園として人気を得てきました。
最近では、旭川市の旭山動物園のブームがあり来園者数は伸び悩んでいますが、2005年から年間パスポートの発行とともに、入園者数が徐々に増加してきています。
2008年現在で約174種類900点の展示、特にホッキョクグマの繁殖においては、2000年以降成功している唯一の動物園として注目されています。
ホッキョクグマの繁殖、特に自然繁殖は非常に難しく、成功しているのは円山動物園だけなのです。
最近のニュースとしては、2008年にオオカミ・エゾシカ舎の完成。
2010年にはエゾヒグマ館の公開、2011年には虫類・両生類館の公開などがあります。
札幌市円山動物園と言えば、北海道内の子ども連れの家族などが訪れるメジャーな動物園で、北海道以外からも観光客の訪れる旭山動物園よりも行きやすい場所にあるのです。
特に入園料が非常に安いので、人気が高いです。
入園料は、高校生以上の一般料金が600円と安くなっています。
中学生以下と65歳以上の札幌市の住民、それから身体障害者、介助者の方は無料となっています。
団体様になると、大人30人以上で540円となっています。
地域の町内会などで利用される方も多く、北海道ツアーの中にはぜひ入れたい1つのポイントです。
割引チケットというものは存在しないのですが、年間パスポートを購入するのが1番の割引と言えます。
札幌市円山動物園の年間パスポート料金は、1年間の有効期間中に何度も利用することができるのですが、1枚1,000円と非常に安く、2回行けば元が取れてしまうという驚きなのです。
小さなお子さんがいるご家庭ですと、ちょっとした休みに何度も利用することができますし、おススメです。